S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
But you're so far away
by dec5hiro

灰色の男たち。
朝の駅。白い息が見えるか見えないかくらいの早歩き。
会社には必ずスカートで出勤するから、ブーツの暖かさがありがたい。
今年はなぜか手袋を買い忘れてしまって手だけはポケットの中。
少し早送りしてるような気持ちになる改札。
そして、スロー再生されてるかのような待ち時間。
マフラーは暖かいけど、電車の起こす風が耳に痛い。
今日もまた、一日が同じように始まるこの瞬間を
他人はどんなこと考えながら過ごしてるんだろう。

時間が早く過ぎる時だからこそ、少しだけ頭ひねってみたい。

電車の中でゆっくり新聞を読む人。
本を読む人。音楽に耳を傾ける人。頭が傾いて寝てしまう人。
電車の窓から見える朝日が眩しくて目が開けられないほどの朝は
それでも不思議と心が晴れ渡るようにすっきりしてくる。
朝ごはんが美味しかったから、今日も一日頑張ろうと思えたり
まったく何も考えずに過ごす朝の通勤時間も好きになってきた。

満員電車じゃない時間・車両に乗れるようにもなったし
環境に適応するのがもっとも遅かったけど、電車通勤が苦じゃなくなった。
気持ちまで元気になるような、それだけ自分自身が落ち着いてきたのかな。
以前は電車に乗るって考えただけで気分が悪くなってた。
友達と一緒でも、目の前のスーツだらけの光景が恐ろしくて
眩暈や嗚咽感に苛まれたっけ、と思い出してみたり。
でも、時間を有効に使わないといけないと本当に考えさせられる。
スーツだらけの人たちが目の前に居ると、私は「モモ」に出てくる
「灰色の男たち」を思い出して自分の大事な時間を無駄にしないようにと思う。

久しぶりに、「モモ」を読み返してみようかな。
[PR]
by dec5hiro | 2008-01-18 06:17 | Soliloquy
<< 醜い気持ち       正しい答え >>