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But you're so far away
by dec5hiro

閉ざされた世界で前提を問う。
恩師の呟いた言葉にこんなものがある。
「現状が上手く行っているという事は、何かしらの前提に基づいているということを
忘れてはならない。前提に立ち返って次のステップを目指さなければならない。」

上手く行っているとき程、正直恐ろしいものは無い。
なぜなら、あとは落ちるしかないから。
上がり続ける、なんてどこにも、どんな歴史にも登場しない。
すべての物事は誕生し、成長し、頂点に立ち、そして衰えていく。
成長点と頂点にいるときほど、前提に立ち返って再考が必要なのだと。

人は楽な道が好きだし、私も楽な道が好きだ。
上手く行っているときの恐怖をわざわざ取り上げて考えるくらいなら、と思ってしまう。
そこが「楽しみ」を最優先する私の弱点。
何らかの前提があって今の良い状況が成り立っているということを
今の閉ざされた世界で再考するのは良いチャンスだと思える。

前提を取り除いたときに、私には何が出来るか。何が残るか。
正直、ほとんど自信がない。
どんなに求めても、どんなに時間を割いても、どんなに涙を流しても、
言葉にするには物足りない。
走っても走っても地平線は遥か遠く、近づいた感じはない。

むしろ疑問の方が頭から離れない。
なんで、こんなにも物足りなさを感じるような人間になってしまったんだろう。
物事に疑問を感じる私という1人の人間は、ただただユニークで、
その前提に立ち返るとなるとあまりに哲学的過ぎて、
宇宙ほど広い世界の中に放り出されるような感覚しか掴めない。
その感覚すら物足りない。

ただただ、質を上げたい。
前提を問いただし、閉ざされた世界で視点を広げて想像すると、
次のステップに移る行動をするために必要な準備は質を上げること。
理想なんて幻想でしかない。掴めない、届かない。見えない、触れられない。
わかってはいても、質を上げたいという欲求は生きていくエネルギーになっている。
ただただ、質を上げたい。そのためには何も惜しまない。
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by dec5hiro | 2010-05-16 00:47 | Soliloquy
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