人気ブログランキング | 話題のタグを見る
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
But you're so far away
by dec5hiro

浮気の定義
さて。アルコールが入ろうとも入ってなかろうとも、色んな場で繰り広げられる、
「どこからが浮気?」という題目。
どこぞのアンケートサイトでは
「①頻繁に連絡を取り合っている」
「②二人で食事に行った」
「③手を繋いだ」
「④キスをした」
「⑤SEXをした」
なんて、わざわざご丁寧に5段階もの選択肢を用意してくれています。
でも、どの選択肢も要点をついてない気がする。

ちょっと話は飛びますが、私はありがたいことに、
「今、浮気をしている」なんていうカミングアウトはされた事がありません。
もちろんした事もありません。
しかし残念な事に、「浮気されている」というカミングアウトはされた事がありま
す。
そして同様のカミングアウトをした事もあります。
そこには「バレなければ周りは幸せでいられたのに」という事をわかっていて
浮気をする人と、「結論は唯一つなのに」という事をわかっていて
浮気されている人の2パターンがあると思います。
ただ、この2パターンをよくよく見てみると、終着点は一つだけ。
それは「自分のことがなにより大事だ」という性格ゆえに引き起こしているというこ
と。
これって本当に不幸だと思います。だれも幸せではない。
浮気なんてそんなもんです。だれも幸せにならない。
どんなに線引きをしようとしても、それはひと時の気休めでしかありません。
そんな気休めに頼るより、自分を強く持つ努力をした方が身の為です。
もちろん、上記の2パターンにあてはまらない、
「最後まで隠し通す人」や「相手に引っかかった自分が悪いと判断する人」もいま
す。
前者は評価できません(する気にもなれませんが)。私は後者でした。
感情論抜きに冷静になる事は難しいですが、
現実感の必要な恋愛だってあるということを学べたとでも思えば少しでも救われます
ね。
人生経験という大きな本棚の「二度と味わいたくないカテゴリ」の中に
学習済みの本を一冊増やしたと思えれば勝ちです。


話を戻しますが、この手の題目で私が用意している私なりの答えは
「パートナーが傷ついたら、その行為は浮気である」というものです。
説明は不要でしょうか?
簡潔、かつ明解。そう伝わればいいなと思います。
浮気の定義なんて人それぞれ、解釈は100人居れば100人分ある。
でも自分基準で考えると思考が偏ります。
何事も相手の立場になってみることで解決できる事は世の中沢山あるので
その原理を恋愛にも当てはめてみること。

たまには自分というブランドの価値を自ら下げていないか、
また自分というブランドを愛してくれてる人の価値を下げるような行為はしていない
か、
この秋の夜長に考えてみるのもいいかもね。
では、またね。
by dec5hiro | 2009-09-09 19:25 | Soliloquy
<< 自己否定の許容       天童荒太先生の「悼む人」を読んで >>